2006年02月28日

「怖い京都」アンケート

編集が大詰めを迎えた、といいながら大詰め続きでなかなか仕上がらない第6号。その中で実は下記のようなアンケートに基づく記事を作成しています。
全ての質問ではなく一つ二つでも構いませんので、是非ともご回答にご協力をお願いします。
(ちなみに質問1の回答例は僕自身の体験です)


京都げのむ・アンケート「怖い京都」


…なぜ『怖い京都』という設問なのか?

ここでも何度も書いてますが、6号のテーマは「境界」。
「境界」とはある領域と領域の狭間であり、双方に属しているようでもあり、どちらにも属さない場所であるともいえる。それゆえ「境界」は様々な束縛やルールから比較的自由な場所であり、領域の「内部」では起こりにくいような興味深い事象が発生しやすい。これが境界に注目する理由。

では、眼に見える境界・地図に現れる境界は分かりやすいが、そうでない境界を発見する有効な手法はあるのだろうか? 新たな境界を発見することは、都市をみつめる視線の深化につながるのだから、これはあながち意味の無い問いではない。

ところで、やや一般化して言えば「境界」とは「日常」のルールが通じない場所といえる。そしてそんな場所で生起する事柄は、「非日常」=「ここではない世界」のものであり、我々がそれを体験した時におぼえる感覚は「驚異」あるいは「恐怖」と呼ばれるものであろう。

つまり逆に考えると、常識や日常感覚を超越する「怖い」「おそろしい」体験を誘発しやすい場所や事物があるとすれば、そこには何らかの境界性が見いだされるのではなかろうか?、という仮説がたてられる(実際、多くの怪談話は川や橋、辻、現代でいえばトンネルなど、都市の境界部分を舞台とするのである)。

…というのが、少々大げさになりましたが、このアンケートの意図です。けれどもまぁ、あまり深く考えずに気軽にお答えいただければ幸いです。


アンケートを元にして、↓こんな記事ができる予定。

「京都午前零時〜夜は何でできているか?」
(『京都げのむ』創刊号所収)

P1-2.  P3-4.

※画像ちょっと重いです。
posted by Q at 17:47| Comment(1) | TrackBack(0) | 取材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月23日

酔いそうなプロット

前に地図のプロットをしている話をしていましたが、今はそれをデータにする作業をしています。パソコンでデータ化した地図に記号を打っていく作業。線のみの地図は道路の形から場所を判断して書き込んでいくのでまた地味に大変です。縮小拡大をすると「あれっ、どこだった?」っていうことになってプチショックの連続。画面に集中しすぎて、酔いそうでした。後でばかだなと自分に反省…。あほっぽく作業を続けていくとようやく完成しました!きっともっと効率のいいやり方をすればこんな事にはならないのかもしれないです。パソコンでプロット作業というのが今までやった事が無く「?」の連続でしたが、なんとかできて良かったです。

私の担当している池の記事について少しお話を。京都の境界地形編、巨椋池を取り上げています。私がこの巨椋池の記事を書くことになったのは「巨椋池」という本を運命か偶然か家で見つけたことから始まりました。それまでほとんど知らなかったので、いろいろ調べるうちにこんな過去があったのかと感心、めちゃくちゃ広い田んぼ(巨椋池干拓田)が好きになりました。詳しい事は「京都げのむ6号」にて。(下の写真は9月に調査で撮影したもの)
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posted by mittan at 02:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月15日

ビデオ総評と我が「げのむ」な日々と、この10年。

 無理をいって中林先生に頼んでいた、地区ビデオコンテストの総評がようやくホームページにアップされました。この総評を読みつつ、作品紹介を見直すとビデオの雰囲気を108倍は楽しめることでしょう。中林先生本当にありがとうございました。

 さて、最近は何かと毎日「げのむ」な日々である。年度末なので本業の設計業務もえらく急がしいのだが、それでも毎日記事を書き進めている。朝6時に起きたりして。

 そして、ようやく「便所日和」の記事が完成した。編集長にわがままいったので前編と後編をわけてもらえたのだが、その分、トイレと京都に関してじっくり考えることができた。末尾の「考察日和ー京都便所の傾向と対策」はその賜物である。是非読んでください。長かったトイレとの日々。部員の突然の休部とデータ消失という衝撃の事態に死にかけながらチャリで極寒の醍醐におもむいたり、、。でもやってよかった、です。

 今取組んでいるのは「京都境界論の射程」。これは今回の特集の理論的骨格となる小論文である。ただ、僕にとって、このテーマ自体は、この特集にあわせて急遽持ち上がったものではない。10年前の大学修士時代に、都市の片隅にひっそり隠れる、「空き地」や「奇妙な空間」を写真に納めることから、それは始まった。そしてそれらは都市の境界に現れることを知り、境界を主眼にした京都研究へ。博士時代に、境界としての「京都山辺の空間特質」を研究していたのが、CDLが始まる2年前である。その後はCDLの軌跡とともに、境界考察を進めて早くも5年目が終わろうとしている。

 そういうわけで、この小論は、特集の理論的骨格であるばかりではなく、僕にとっての京都研究の集大成にもなるのだ。

 みなさんには、そんなことは知ったこっちゃないのは、無論、承知ではあるのだが、
読んだら絶対に「おもろい」はずだと、勝手に確信している。CDLや「げのむ」が単なる京都の「端っこ好き」ではないことは、確実に証明できるだろう。キャッチコピーなんかではなく、本当に「境界が京都を支えている」のだ。

 異論は大歓迎だが、こちらも是非読んでもらえたら、と願っている。
posted by zukan at 19:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月14日

進む、げのむ記事。

13日、げのむ編集打ち合わせのため若杉荘行きました。伝えたい事をページの分量を考えてスッキリした文章にまとめるのが難しいところです。私の担当している池の記事も編集長のアドバイスによりやっと読みやすくまとまってきました。ほかの編集メンバーも着々と進めていいる様子。覗き見させてもらっておもしろかったのがDの図鑑「京都便所日和」後編、5号からかなりのインパクトでしたが後編もかなりの濃いキャラトイレが満載です。それから、復活したアンケート企画、京都のさまざまな「怖い」エピソードが満載です。みなさま発行をお楽しみに。

話は変わりますがRen_Joeさんの記事で農業の実態が明らかになっていく桂川境界。忘れもしない極寒の調査にも参加させてもらったことも…、去年の地区ビデオも桂川で撮りました。ビデオを撮ってからか調査をしてからか、どうも桂川に愛着が湧いてしまいました。人によっては「桂川ねぇ…」と思われるかもしれませんが、京都市内に「何処だこれっ」という景色の広がる桂川はある意味京都のオアシスかなと思ったりします。文章にうまく表せないところですが、訪れてもらえれば分かってもらえるかもしれません。

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posted by mittan at 17:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月04日

地道なプロット

寒中お見舞い申し上げます。ご無沙汰していました。
今、私が取り組んでいる作業は地図とのにらめっこです。「げのむ6号」の境界特集、山の境界で東の山辺をメインにした記事を作っています。その中で、私は山の境界が見て分かりやすい地図を作っています。社寺、その他の施設の分布を示して山が境界となる表と裏を表現しようという作戦です。まだ途中段階ですが地図に書き込んでいくと模様のように分布していて、いい意味で変な地図になっています。地図とにらめっこして施設を探していく作業は地道ですが、おもしろいページになりそうな予感がします。

作業内容を書くだけでは面白くないので別の話を。結構前から自分が気になっている場所があります。そこは国道1号線沿いのある場所なんですが、その場所だけ時間が止まっているんです。ただのきたない空地じゃないかと言われるとそうなんですけれど、時々通るといつも見てしまうんですね。ずっと前からこの状態で、そのままであることにホッとするというのか。あることがおかしいというか不思議な空間、気に入っているのかすら自分でも良く分からないですが気になる場所です。

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posted by mittan at 00:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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