2006年12月16日

地区ビデオコンテスト

 地区ビデオコンテストの内容はzukanさんがとても詳しく書いておられますので、私は準備での個人的な想いを書きたいと思います。

 地区ビデオコンテストの前日準備のために若杉荘へ行ったとき、気が重くなってしまいました・・・。
それは上映会場となる部屋の中のモノたち。普段、編集会議に使われる部屋には巨大な机、椅子、パソコン、プリンタ、資料、その他沢山のものがぎっしりで、「ちょっと無理じゃないですか!?」と思ってしまうくらいだったんです。処分できるものは処分して、他の部屋に移動させたり、庭に机を積んだりと片付けをして9日の状態になりました。

それから1階と2階の同時上映、プラス双方向通信が可能になりました。
 去年は1階のビデオカメラから2階にも1階の様子が映像で見える。けれど逆の2階の様子は分からず…。通信は電話の親機と子機で声のみという不思議な環境でした。電話で司会の人が「もしもし。」と話すのが面白くて味があってよかったですけれど(笑)1階で見ていたある人は「2階からの電話が天の声のようだった」と言ってました。
 参加されていた方はよく分かってもらえると思いますが今年は1階と2階両方にカメラが設置され、反対の部屋の様子がスクリーンに映しだすことになったんです。でも準備段階での双方向通信は、部屋に人が一人だったせいでテレビ電話というより覗き見しているような…、不思議と不気味が隣り合わせでした。でも、当日たくさんの方が来られたおかげでその問題は解決しました。双方向通信はいかがでしたか?

当の地区ビデオコンテストはいろんな視点の作品で見ていてとてもわくわくしました。寸評でのビデオ撮影時にはカメラが変なモードに切り替わって映像が映らなくなって…、アタフタしてしまい不慣れで申し訳ないです。そんなことはおいて、個人的な問題でドタバタしていましたが、最後の地区ビデオコンテストに自分も作品を出してかつ参加できてよかったなとおもいます。(作ろうかどうか、結構グダグダしていたので…。)作ったものに反省点などいろいろありますけれど、それが見えたのも作ったおかげで、映像として見るだけじゃなくて、いろんな人の作品を見て感じ取ったものが自分にとってとても力になりました。よい地区ビデオコンテストでした。
posted by mittan at 02:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 所感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月11日

地区ビデオコンテストにおもうこと。

 去る2006年12月9日に、第6回地区ビデオコンテストが開催、盛会のうちに無事閉幕した。

 地区ビデオコンテスト、実はこれ、CDL発足時から活動として組み込まれてた企画ではなかったものだ。CDLでは、まちを調査して記録して、それをもとに何らかの提案をして、パネル化したものを材料にメンバーが競いあうというのが、基本活動であり、それゆえ、とかく初年度は調査調査したノリで、正直いうとしんどかった(それをみなに強要するのも含めて)。そして事実しんどい空気が蔓延しつつあったのだ。

 「こりゃいかん」って思い、何となく、こんな発言をした。「パネル面倒くさいから、僕はビデオでもとろっかな」この発言、思わぬ反響を呼んだ。「ビデオいいねぇー」と立命館のH田さん。「僕ら、本当にとりますよ」と市立芸術大学のF井くん。おっ、こんなにノリノリなのは運営会議史上初めて!ということでコンテスト開催になったのだ。僕がビデオとか作るの好きなのも勿論あったけど。そしていざ大会開催すると、とてもとても面白く、わくわくできる表現領野であることがわかったのだ。都市風景描写や記録する意味においても。

 さて、出だしはよかったのだが、このあと全く順調でなかった。以前にも書いたが、映像をみんなで見る楽しみが、内輪うけ(しかしない)の映像制作のみに傾斜したり、風景描写を全く忘れて徒にパソコン編集にコリコリになっちゃったり。あげくに企画のメジャー化(最初は「あなぐら」みたいなところでひっそり開催していた地下企画だったのだ)にともない、変に「まちづくり」を意識した優等生的(小学校の道徳の時間みたい!)作品が、どんどん生産されたり、、、、。ここらへんのくだりは「京都げのむ」1号〜6号まで通読してもらえるとほんと、よくわかります。

 そして、紆余曲折を経て、ようやく昨年の第5回目にしておぼろげながら、地区ビデオの本質みたいなものが見えはじめ、今回に至ったのであった。結局、風景の発見性とは「見慣れたまちを、見知らぬようにみる、見知らぬまちを、見慣れたようにみる」という視点から獲得できるものなのではないか?この思いが、「見慣れたまちを見知らぬように」という昨年の大会のテーマを決定させた、しかも今年もそれを継続させた理由なのであった。

 さて、今年度である。今年は12本の作品が集まり、内容も昨年よりもバラエティに富むものであった。ただ、それらの作品群のお話をする前に、今回の大会で特筆すべきことは、初めてプロの映像作家、唐津正樹さんに作品を見ていただけたこと、そしてそのプロの作品をナマで見ることができたことであった(唐津さん、本当にありがとうございました)。

 プロの作品は、当たり前だが、僕たち素人のそれとはまるで違っていた。
技術と思いが一体化してなおかつ飛躍できるのがプロなんだと感じいってしまった。その作品「喧噪のあと」では、日常と非日常的事象が絶妙な絡みあいを見せながら淡々と時間は進み、ほんの一時、暗喩的にモヒカン山が映る。しかしモヒカン山が暗喩するものは隠されたままであり、にもかかわらず(そのせいかもしれないが)モヒカン山とその背後にある何ものかが僕の脳随を侵食してくるのだ!そしていつしか物語りは終わっていくのである。

 風景描写とは風景を主に撮れば、描写されるものではないことを知ったし、風景をたとえ撮り続けてたにしてもその表層を超えるものがある瞬間に跳躍して迫ってくるものでなければならないんだと痛感した。

 さて、僕個人はというと、物語と背景に映る風景のズレが、もうひとつの風景を生み出してはくれないかと思い制作した。それはある程度までは達成できたけど、その二つの間のズレのさらに向こうに、もっと遠くにある世界の風景物語が密かに展開できるような、そんなものにはならなかった。「多重なる世界」を描き出せるには、いろんな意味で力不足だった。

 会が終わり懇親会で、それぞれに達成できたこととできなかったことを語り続け、その後さらに戦い済んだ、上映会場:若杉荘で、運営委員メンバーが再度、当日集まった作品や、過去の作品を何度も何度も見ては、今からこそが戦いみたいなテンションで互いの作品や自身の作品のこと、そして今後撮りたいものなどを朝まで語り明かした(なんて、あつくて、コイ会であったことか)。

 僕たちは、全然プロではない。そんな僕たちができることは、まず何よりも撮る対象に、しつこく、しぶとく迫ることだ、、、ってのが僕の持論なんだけど、その僕自身がこれを十全に果たしているとはいいがたい。そしてこの持論は単なる持論でなくおそらくみんなにとっても絶対必要なことなんじゃないかと思っている。じゅうぶんに風景を描写できなかったことのくやしさは、編集の稚拙のくやしさではなく、場所との向き合いの中途半端さに起因するんだ、と思う。

 あの夜の「あつさ」を忘れないためにも今度こそ、ビデオリベンジ大会実施しよう。昨年結局せぇへんかったやんけという猛烈な反省もあるし。みんなもう、臨戦体制だよね?っということでCDL忘年会はビデオリベンジ大会とシャレ込み(?)たいもんです。

 12本の作品を、当方に送ってくれたみなさま、コメントいただいた先生方、作品鑑賞に集まっていただいたみなさま、そして唐津さん、本当にありがとうございました。そして準備や当日の設営に尽力してくれた運営委員のみなさまも、本当にお疲れさまでした。すべてのことに深く感謝しています。



 

 

 

posted by zukan at 14:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 所感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月01日

ビデオ〆切

 11月30日、ついに地区ビデオコンテスト作品の締め切り。作っている事は前に書きましたが、私いつも追い込まれないとできないので、もちろんその日の朝にはまだできていませんでした(苦笑)

 去年は大学のパソコンで編集していたので時間も限られつつ、人に見せてアドバイスをもらったりしながら作った作品でしたが、今年は自分のパソコンで編集。家でずっと作業できる安心感がありつつ、人にはほとんど見せなくて、本当に自分で作ったなって気がしています。そんなビデオが、夕方やっとできました。
 
 できたてのビデオに喜んで、直に届ける事にしました。最後まで見届けたかったので(笑)私の大学からは5本、いろんな人が作ったビデオを携えて若杉荘へ。丸子さんに無事渡して提出完了!!
 
 自分の作品が大きな画面に映し出されるとどうなるか、他の人の作品にどんな京都の風景があるのか、作り終えたらビデオコンテストが楽しみになってきました。来週が待ち遠しいです。


posted by mittan at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 所感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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