2005年12月13日

地区ビデオコンテストを終え、たら、まだダメ。

 12/10日の地区ビデオコンテストは盛況のうち、まくを閉じた。

 始めての若杉荘でのコンテスト。しかも1階と2階を会場とする立体上映構成、さらには1階会場の模様がリアルタイムに2階に映写され、しかし、2階からは電話しか通じないという、不完全双方向システムの導入など、意欲的かつヘンテコな、そして魅力的な会であった。

 作品も18作品集まり、前4回で、なかなかたどりつけなかった「地区風景へ向かう意志」が今回ようやく芽吹いた感があった。5年間、やめなくて本当によかった。これらの作品は近々、作品集として、ホームページで概要と「一押しシーン」を紹介する予定なので是非、是非、御覧ください。

 若杉荘という自分達の拠点を舞台にした準備作業も面白く、当日にmittanに指摘されて、大慌てで、けれども意地でも「手ぶれせずに」CMを撮影するなど、いろんなハプニングも含めて、収穫が多い会ではあった。

 しかし、会が終了して3日くらい経過して、改めて感じたことが幾つかでてきた。しかもそれがずっと僕にひっかかって離れてくれないので、ここに書き留めたい。多分、次回以降の地区ビデオコンテストの発展につながっていくようなことだと思う。

 まずは、同じ作品を見ているのに、見る人によって、受け取り方に、あまりに多くのズレが発生してしまうことである。例えば、月曜日に見たドラマに関して火曜日にその話題をしても、内容に関する理解がズレて、会話がなりたたないなんてことは、ほとんど発生しないだろう。と、いうよりもズレが発生し過ぎたらドラマ自体がなりたたなくなってしまうだろう。

 それなのに、地区ビデオはよくズレるのだ。それはその作品に多重な意味が巧みに内臓されているからでは断じてない。おそらく撮り手の意図に反して映像がひとり歩きしてたり、映像を編集しているうちに意図が霧散していたりすることが原因なのだ。意図にガチガチに縛られてやたらに説明的なビデオなんてすごく嫌だが、意図の骨格だけは絶対ぶれないように作品を作り上げなければならないことをあらためて感じた。

 次に、すごく「惜しい」作品が多いことである。それは制作者自体がいちばん感じたことであるかもしれない。でも、この「惜しい」感じを、あと1年凍結させてしまったら、おそらく「惜しい」気持ち自体が行方不明になってしまうだろう。多分、1年後はリセット、リスタートっぽくなってしまうに違いない。

 今回集まった作品自体は今回のものとして保存をしておくが、近いうちに、問題点を修正した改良版を上映する「リベンジ大会」を是非やるべきだと考えている。モチベーションがあがりにくいなら、何処かに出展する場を考えてもよい。それでもやるべきだと思う。何故なら、ある部分さえ修正したら、今回受賞した作品のレベルを遥かに越えて、地区風景の真に迫るような作品となりうるものが何点かは確実にあるからなのだ。この修正作業を怠ってきたことが、これまで遅々として作品の質があがらなかった理由ではなかったかと考えられるのである。

 ただ、このようなことを改めて思うことができたのも、地区ビデオコンテストが成長してきたことの証しなのではないかと思う。前までは気付きもしなかったのだから。上記のようなことをクリアして、来年はあっと驚くほどの地区ビデオコンテストにしたいと、強く感じている。


posted by zukan at 23:18| Comment(1) | TrackBack(0) | 所感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
地区ビデオ、もうちょっとこうしていればなぁというのが制作した自分にとってもありました。リベンジ大会、いいと思います。しかし、作る時間があるかちょっと心配…。時間が無くてかなり急いであのビデオを作ったので。んん、でもやりたいです。
それとちょっとした希望なんですが今回がはじめての参加だったのですが時期的に秋冬っぽい作品が多かったような。春夏からビデオを撮ろうって人なかなかいないですしね。でもちょっと春夏系も見たいです。じゃあ私が撮ればいいじゃないのって話ですね。
Posted by mittan at 2005年12月14日 23:26
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