2006年06月21日

京都データベース:墓地(その2)

●『京都データベース:墓地』(全8頁)から内容の一部を紹介:

114_boti2.gif
↑都市の境界にあった墓地+若王子墓地の墓石配置図 [p.114]


「妙覚寺墓地 〜かつての墓地は今となっては自転車の墓場〜」

■所在地 上京区下清蔵口町 
■管理  妙覚寺寺院墓地
■見所  高層マンション/墓地敷地内の住宅/かつて墓地いま駐車場

■墓地概要
秀吉の都市改造期に日蓮宗寺院が北方に集められ「寺ノ内」が造られたが、その核をなす寺院の墓地。現在では、堀川通と紫明通の幹線道路に隣接し、周辺は高度に開発が進み墓地の周囲には高層マンションが建ち並び、かつての墓地域が街路、宅地によりズタズタに分断されてしまった。

◇地図とフィールドから見える境界
上京区と北区の区界は明治期の市街地の境界と一致する。したがって、この区界上に立地する墓地は明治期の市街地の北限を示している。墓地の周辺は現在市街地に完全に呑み込まれてはいる。しかし、かつての墓域は駐車場に変化し高密集住地における空白を形成したり、寺院境内には持ち主不明の自転車が大量に遺棄されている荒廃した光景を創出したり。現代におけるエアポケット的境界空間といえまいか。


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