ふと見つけて、zukanさんに「鳥居ありますよ!」と言ったのが恐怖の始まり。後でよく見ると鳥居についている看板が外れていたんですね。そう、zukanさんの書いている「廃・神社」だったのです。霊気か冷気かわからないような寒気のするその場所は凄まじい光景でした。暗くてよく見えないところが余計に恐い・・・。傘にしがみつき、写真など撮れる場合ではありませんでした。ちょっとアレは上級者過ぎです。東山へ戻る街道を歩いているときもぶり返してくる恐怖。高台からみえる京都盆地と京都タワーにホッとする自分。京都タワーが愛しく思えたのははじめてかもしれません。
峠越えを終え、変な度胸とビビリ症を身につけてしまったような気が。私の中で東山と山科がつながって強烈にインプットされました。