2005年11月05日

橋下居住

げのむ6号の特集テーマは「境界」。記事では京都の地形的な境界、近世京都の都市境界(御土居)などを主にとりあげるが、町の中にも境界はある。なかでも一番わかりやすいのは川であろう。その川にかかる橋は、文字通りに此岸/彼岸をかけわたす境界装置であり、古今東西を問わずさまざまな事件(牛若丸と弁慶の対決、一条戻り橋ガラガラドンなど枚挙にいとまない)の舞台となってきた。

とはいえ現代の橋の上でドラマチックな出会いが起こることは稀である。それよりも橋の下が面白い。京都にいる人ならほとんどの人が知っていると思うが、鴨川にかかる橋の下には、実に立派な段ボールハウスが建ち並んでいる。木造のガッシリしたものや、鍵のついた扉・窓があるもの、高床になってるものもある。その内部はいったいどうなっているのか、どんな人が住んでいるのか、以前から興味を持っていたが、なかなかお近づきになれずにいた。しかし彼らはいわば境界の住人であり、「境界」をテーマにする以上、避けて通るわけにはいかない。

ということで最近、橋の下を訪れそこの住人にお話を聞きにいくということをはじめた。はじめはおそるおそる行ったのだが、(予想外に)けっこう愛想よく話してくれる。和歌の会を催していたり、近所の大学教授と宴会をやっていたりと、交友も幅広い。まだ家の中まではお邪魔できていないが、これからも機会を見つけては遊びに行こうと思う(ただ、げのむの記事にどこまで書けるかは、まだ不明…)。

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posted by Q at 17:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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